どんな髪型にすればいい?ボリュームアップ術

どんな髪型がいいの?

 

産後抜け毛中は大量の脱毛が起こるので、「今のままの髪形でいいのかな?」という疑問が浮かぶかもしれません。なので、髪形について解説いたします。

 

基本的には、頭皮環境が正常であればロングでもショートでも特に問題はありません。しいて言えば、長期間長いロングヘアにしていると、髪の毛の重みによって毛穴に負担がかかる面はあるでしょう。切れ毛や枝毛にもなりやすいので、毛先が気になってきたら切りそろえたほうがボリューム感が保てます。とはいえ、極端に長くなければそれほど気にすることはありません。

 

むしろ、髪の長さというよりは、髪形を整えるためのスタイリング剤の方が問題です。毎日大量に使うのを繰り返すと、頭皮には徐々に負担が積み重なっていくことになります。また、髪の毛の流れに逆らったスタイリングだと、頭皮の血流が阻害されたり、地肌を痛めてしまって、結果的に抜け毛増える(産後脱毛症の治りが遅くなる)ということが考えられます。

 

また、髪の毛を縛った髪形は牽引性脱毛症と呼ばれる状態になることがあります。原理は簡単で、髪の毛を縛ることで髪がずっと引っ張られた状態になり、抜け落ちてしまうというものです。産後の抜け毛と重複すると一気に抜け毛が増えることになるかもしれません。

 

結婚式やパーティーなど、頭皮に負担をかける髪形にせざるを得ないとき以外はなるべくナチュラルな髪形を保つようにしたほうがいいでしょう。

 

頭皮の負担になりやすい髪形

 

・盛り髪
ボリューム感を出すために逆毛にする際、スタイリング剤を付けて髪をなんども逆向きにブラッシングすることになります。これは髪の表面のキューティクルを取り除いているのと同じことです。また髪の毛を引っ張ることになるので頭皮への負担も大きいです。さらに、目の細かいくしを使うことになるので、静電気が髪に負担をかけます。

 

・スタイリング剤で固めた髪形
和服などに合わせて髪の毛をまとめる髪形などは、風が強くても乱れないように大量のスプレーを使うことが多いです。なので、洗うときに大量のシャンプーを使い、力任せに洗うことになりがちです。その結果頭皮に負担をかけてしまうのです。

 

・エクステンションの使用
ロングへア程度の髪の重さならともかく、エクステンションとなると1本の地毛に数本の付け毛をつけることになり、重みがかかって毛穴を引っ張ってしまいます。また、エクステを付けている間はシャンプーをおこたりがちになり、特に夏場は頭皮が不潔になりやすいです。

 

かんたんボリュームアップ術

 

産後の抜け毛中に髪の毛のボリュームが落ちてしまったら、育毛剤などで早期解決をはかるのがおすすめなわけですが、すぐに改善するわけではないので、どうしても髪がぺったりした時期があることになります。

 

そんなときは、ボリュームアップ術を使用して、できるだけ髪の毛を多く見せるようにするといいでしょう。

 

産後抜け毛の場合、髪の毛全体が薄くなって(びまん性脱毛症と呼ばれる)頭頂部がぺったんこになる状態が多いです。なので、一番目立つの髪の毛の分け目になります。前髪の分け目、そして頭頂部の皮膚が透けて見える感じになり、焦ってしまうかもしれませんが、分け目を変えたりセットでボリューム感をある程度もたせることは可能です。

 

なお、セットをする前はなるべく自然乾燥はさせず、髪の毛の根元を乾かしてから行うことが重要です。濡れたままセットをしても根元が水分で押さえつけられて、ボリューム感が出にくくなります。

 

①ボリュームアップ術その1:分け目を斜めに取る

 

分け目がずっと同じ位置にあると、その箇所だけに負担がかかって抜け毛に至りやすくなります。ロングだと髪の重みで余計負担がかかるので、分け目は時々変えたほうがいいでしょう。分け目は正面から真っ直ぐ後ろに引くと目立つので、斜めにとって正面から見えなくするのがコツです。

 

ショートヘアーの場合は、分け目は作らない髪形がおすすめです。また、分け目を逆向きにするのもいいでしょう。きっちりと分けてしまうとボリューム感がなくなったときに目立ちやすく、見た人がボリュームダウンの印象を強く持ちやすくなります。

 

②ボリュームアップ術その2:前髪の根元を立たせる

 

前髪をブラシに巻きつけて根元を起こしながら乾かすと、ボリューム感を出すことができます。このとき、ドライヤーは下から上に向けてあてるようにしましょう。ドライヤーで髪の毛全体を半乾きの状態にしたあとにセットするとやりやすいです。

 

上から下にドライヤーを当てると、髪の毛がぺったりしてボリューム感が損なわれるのでNGです。

 

③ボリュームアップ術その3:根元から立たせてボリュームを演出する

 

つむじのあたりの薄毛が気になるときは、頭頂部の髪の毛をブラシに巻きつけてふんわり立たせて、根元にドライヤーを当ててかわかすとしっかりと立ち上がります。髪が乾いたら、トップをブラシで軽く整えればペッタリした印象も薄らぐでしょう。ブラシで整える際、押さえつけてしまうとボリューム感がなくなるので注意してください。

 

もしドライヤーのセットをする時間がなかったり、面倒な場合は、太めのカーラーを頭頂部に巻きつけて30分ほど置いておけば、お手軽です。