産後の抜け毛にパーマやカラーは絶対NG?

美容にとって、髪の毛は「女の命」と言われるほど重要な要素です。ヘアスタイルを少し変えただけでも、見た目の印象は大きく変化します。特に後ろから見たときの女性の美しさの決め手は「髪の毛」と「靴」であるという話もあるほどです。

 

しかし、髪の毛のおしゃれは同時に頭皮への負担となることもあります。おしゃれは自己表現の一つとして精神面にプラスの影響を与え、生活を豊かにすることにつながりますが、パーマやスタイリング剤などの使用は頭皮環境を乱してしまう要因となり、髪の毛にダメージを与えてしまいます。

 

産後の抜け毛でもそれは同じです。急激に抜け毛が増える時期ですから、当然パーマなどの髪の毛のおしゃれはやめて症状改善に努めるべきでしょう。

 

しかし、ようやく妊娠~出産を終え、これからまたオシャレをしようという時期に「パーマを控えましょう」というのは、ストレスを増やすだけになる恐れもあります。できるだけ髪の負担になることは避けつつ、使用頻度を調整しながらうまく髪の毛のおしゃれを楽しみたいところです。

 

カラーやパーマの頭皮に与える負担

 

カラーやパーマは自然な状態の髪の構造を変化させるものなので、それぞれに頭皮へのダメージがありますが、ものによって頭皮へのダメージが異なってきます。

 

まずは、どのようなダメージがあるのかをまとめました。下記の表を参考にしてください。

 

施術 内容 負担度
ヘアマニキュア 表面のキューティクルに薬剤を付けるだけなのでダメージは少な目。ただ、色を維持するには数週間に1回は染毛する必要があるので続けるなら蓄積ダメージがある。
パーマ キューティクルをはがして繊維を切断するため、髪へのダメージは大きめ。ただ、受ける負担には個人差がある。 ★★~★★★★
カラー 1~2カ月効果が長持ちする永久染毛剤はダメージが大きい。酸性製品よりもアルカリ性製品の方が染毛効果が高いため、そのぶんダメージも大。 ★★★
縮毛矯正 薬剤だけでなく、熱処理もするので髪の毛や頭皮へのダメージ特大。 ★★★★★
ブリーチ 染毛と違い、髪の毛の色を抜くため髪や頭皮への負担は桁違い。 ★★★★★

 

上の表を見てもわかる通り、まずブリーチと縮毛矯正は頭皮への負担が非常に大きいので、産後の抜け毛がある期間は絶対にNGとなります。もともと加齢の薄毛対策としても「避けるべき」といわれているものなので、産後の抜け毛があるうちに行うのは推奨できません。

 

パーマについては負担に個人差があるので難しいところですが、できれば避けたほうが無難でしょう。もしどうしても利用したいなら、産後半年以上経過し、抜け毛の症状が治まってきたら考えてもいいでしょう。ただ、それにしてもきちんとその他の産後抜け毛対策を行なっていることが大前提です。

 

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カラーについては、半永久のヘアマニキュア程度なら頭皮への負担もそれほど大きくありません。ただ、「やってもいい」というわけではなく、「どうしてもやりたいなら考えてもいい」といった考え方を持ってください。また、刺激の弱いものはその分色落ちも早いので、繰り返し染毛するとダメージは蓄積してしまいます。たまのオシャレにヘアマニキュアを使ってみる、程度に考えてください。

 

髪のオシャレは女性にとっては楽しみの一つです。しかし、産後の抜け毛時期はできるだけ負担の大きいものは避けるべきです。刺激の少ないヘアマニキュアなどのみ、頻度を少なくして利用するのが現実的でしょう。